2019年に公開された『トイ・ストーリー4』は、興行収入100億円を突破した超話題作です。フォーキーやギャビー・ギャビー等の新キャラ達の物語や、おもちゃ達のリーダー・ウッディの意外な決断に注目が集まりました。1995年に公開された第1作目から約25年が経ってもなお多くのファンを魅了し続けているのは、深いストーリーはもちろん、キャラクターたちの魅力も大きな一因でしょう。
ここではそんな『トイ・ストーリー4』に登場した、個性豊かなキャラクター達を紹介します。ウッディ・バズなどのお馴染みのメンバーから新たに登場した魅力的なキャラクターまで、一緒にチェックしましょう!
ウッディはかつての持ち主であるアンディが一番好きだったカウボーイ人形で、現在ではボニーのおもちゃです。仲間のことは絶対に見捨てない優しさを持つおもちゃ達のリーダー的存在として、数々のトラブルを乗り越えてきました。
本作ではボニーが作った先割れスプーンのオモチャ・フォーキーに、「おもちゃの使命とは何か」を教えます。しかし、かつての仲間ボー・ピープとの再会によって、改めて「おもちゃの幸せとは何か」を見つめ直すことに。
ウッディの外国語版声優は、『フォレスト・ガンプ』(1994)や『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)など数々の名作で主演を務める俳優のトム・ハンクスです。
日本語吹き替え版では、『みんなのいえ』(2001)や『イン・ザ・ヒーロー』(2014)などに出演している俳優の唐沢寿明がウッディの声を担当しています。
バズ・ライトイヤーは「スペース・レンジャー」の人形で、ボニーがアンディから譲り受けたおもちゃの1つです。かつては自分のことを本物のスペースレンジャーだと思い込んでいましたが、今ではおもちゃとして生きることに幸せを見い出しています。
ウッディと険悪な仲だったこともありましたが現在では大親友であり、名コンビとしておもちゃ達をまとめる存在です。
本作では外の世界に逃げ出したフォーキーと彼を追っていったウッディの心配をし、自らも2人を探す旅に出ました。
バズの外国語版声優は、『サンタクローズ』(1994)や『ギャラクシー・クエスト』(1999)等にも出演している俳優・声優のティム・アレンです。
日本語吹き替え版では、「シンガーソングコメディアン」として数々の人気バラエティ番組に出演している所ジョージが、バズを演じています。
ボー・ピープは、陶器でできた女性の羊飼い人形です。以前はアンディの元でウッディ達と一緒に暮らしていましたが途中で別の人に引き取られ、現在では持ち主がいません。ウッディが迷い込んだアンティークショップ「セカンド・チャンス・アンティーク」で再会しました。
元々積極的ではありましたが社会の波にもまれたことで自立した芯の強い女性に成長しており、おもちゃの幸せについて悩み出したウッディに新たな道を示します。
ボーの外国語声優は、『ゴーストバスターズ』(2016)や『ラスト・ショー』(1992)への出演で知られる女優のアニー・ポッツです。
日本語吹き替え版では『アンパンマン』や『トーマス』の主人公の声でお馴染みの戸田恵子が、ボーを演じています。
フォーキーは、ボニーが幼稚園で先割れスプーンで作った手作りおもちゃです。使い捨てのプラスチックスプーンで作られたために自分がおもちゃであることに納得ができず、「僕はゴミだ」と言って隙あらば自らをゴミ箱に捨てようとします。
ボニーが旅行へ向かうキャンピングカーから飛び降りて、逃げ出してしまい、後を追ってきたウッディと共に「セカンド・チャンス・アンティーク」に迷い込みました。
フォーキーの外国語声優は『エージェント・ウルトラ』(2015)や『ハッピーサンキューモアプリーズ』(2010)等に出演経験がある俳優のトニー・ヘイルです。
日本語吹き替え版では、『映画 桜蘭高校ホスト部』(2012)の猫澤役や『ライアーゲーム~再生~』(2012)の下原田役で知られる俳優の竜星涼が声優を担当しました。
ギャビー・ギャビーは、「セカンド・チャンス・アンティーク」に住む女の子の人形です。ウッディと同じようにボイス・ボックスを持っていますが、製造時にできた欠陥により、生まれつきうまく音が鳴りません。そのため子供たちから人気が出ることはなく、アンティークショップの片隅で忘れ去られてしまっていました。子供のそばで愛されながら暮らすことを夢見てウッディが持つボイス・ボックスを狙います。
ギャビー・ギャビーの外国語声優は、『アガサ・クリスティー ねじれた家』(2017)や『ロスト・リバー』(2014)への出演で知られるクリスティーナ・ヘンドリックスです。
日本語吹き替え版では、『あのコの、トリコ。』(2018)でヒロインの立花雫役を演じた女優の新木優子が声優を担当しています。
ベンソンは「セカンド・チャンス・アンティーク」に住む、ギョロっとした目と独特な走り方が少々不気味な腹話術人形です。ギャビー・ギャビーの手下として館内を無言で歩き回り、フォーキーとウッディーを捕まえました。
腹話術人形は作中に4体登場していますが、名前はいずれもベンソンのようです(英語版ではちゃんと「The Bensons」と複数形で表記されています)。
ベンソンの外国語声優は、『メリダとおそろしの森』(2012)で声優兼共同監督・脚本の3役をこなしたスティーヴ・パーセルです。
日本語吹き替え版では、『ブラックパンサー』(2018)のリンバニや『マギー』(2015)のメイソンなどを演じた堀総士郎が声を担当しています。
ダッキー&バニーは、まん丸の目とふわふわの身体を持った可愛らしい人形の仲良しコンビです。見た目の印象とは違って2人とも毒舌であり、時々ケンカをすることもあります。
移動遊園地で射的の景品として壁に吊られたまま3年もの間、誰かに持って帰られることを夢見てきました。しかし、ウッディ達を追ってきたバズを、手助けをしている内に地面に落ちてしまい、ウッディからボニーの存在を聞いて同行することになります。
ダッキー&バニーの外国語声優は、『ザ・プレデター』(2018)に出演したキーガン=マイケル・キーと『ミート・ザ・ペアレンツ3』(2010)のジョーダン・ピールです。
日本語吹き替え版では、近年多数のバラエティ番組に出演しているお笑いコンビのチョコレート・プラネットの2人(松尾駿・長田庄平)が声を担当しています。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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